無垢を使った安全・快適な「天然住宅」とは?

天然住宅」が20年に渡り研究してきた住宅は、シックハウス以上の厳しい基準で自然素材使用に徹底しています。さらには、有害化学物質だらけの設備やのりを使わず、自然素材、のりを使い、配管なども塩化ビニルを使わず、ステンレスや、ガルバニウムなど、極力健康に害のないものを使っています。

 

無垢材 貝てきしっくい   ガルバリウム
  ステンレス

低温乾燥無垢材

(床・外壁)

栗駒で取った杉を使用。
海外の木のように防虫防腐処理をしないスギ。

人体に有害な化学合成接着材も使いません。

家の中はまるで森林浴をしているみたい。

 

貝てきしっくい(壁)

貝をリサイクルしたエコ漆喰施工時にも有害化学物質も使いません。

 
ガルバニウム(屋根材)

これは電磁波対策も考慮しての素材です。

太陽光を反射し、蓄熱
しにくい無塗装の
ガルバニウムを使用。
雨どいにも塩化ビニルを

使わずガルバニウムを

使用します。雨水利用も

安心です。

 
ステンレス(配管)

塩ビを使わないステンレスの排水管とポリエステルの配管

これも健康を考えての素材です。

ウールブレス 貝てきしっくい   ホーロー製品
  3層の壁

天然羊毛断熱材

(外壁)

断熱材は自然素材の中でも特に呼吸性に優れたニュージーランド産羊毛で作られています。空気を多量に含むことによって優れた断熱性をもち、湿気の吸放出性が非常に大きいことで結露する可能性がほとんど無い優れた素材です

・吸音性に優れ、反響や屋外の騒音を抑える働きがあります。

・接着剤を使用せず、繊維に発ガン性などの毒性はありません。添加されている物は安全性の高いホウ酸だけです(防虫・防カビ用)。

鉄骨アース(柱)

電(磁)(波)は私達の身の回りで飛びかっています。中には人体に有害なものも。
エコヴィレッジ横浜港南では鉄骨の内部にアースを導入し、電(磁) (波)を、地表に流す対策を採っています。

 

ホーロー製品

(洗面台、キッチン、
バスルーム)

通常、洗面台、キッチン、バスルームに使用される設備はFRP素材(繊維強化プラスチック)を使用することが多いのですが、エコヴィレッジ横浜港南では石油製品に頼らず、ホーロー製品を使用しています。ホーローとは、金属(鉄)の表面にガラス質のうわ薬を塗り高温で焼き付けたものをいいます。ホーローは熱や水に強く、また表面が非常に硬いため手入れがしやすいなど、水回り製品の素材として大変優れた特徴を持っています。

 
天然&外断熱工法(壁)

3層の外断熱工法なので、結露もほとんどなく、一年中快適に過ごせます。特にコンクリート特有の冷たさという欠点を、NZ産羊毛の断熱材がカバーし、外観を栗駒産焼杉を貼ることによりより温かみをだしました。

 また省エネという観点でもこの工法はすぐれており、天然住宅はエアコンも1/2の容量で充分なくらい。夏は涼しく、冬は暖かくといった理想の住環境を実現しています。


木で暮らす。木で生きる。

国産の無垢材へのこだわりは、環境や地域経済へのこだわりでもあります。 天然住宅にはさまざまなこだわりがありますが、その中でも「国産材」を使うということには、人の手が入らず、荒れ果てた山や森の再生を行うという目的のほかに、地球温暖化対策の一助となればという願いがこめられています。 現在、日本の住宅に使用される木材の約8割が、海外からの輸入品です。大きな木材を運ぶためにはたくさんのエネルギーが必要となり、その際、排出される二酸化炭素が、地球温暖化を促進させる要因であるとも言われています。 海外での過剰な森林伐採の問題を考えても、これからは自分たちの国にある資源を使って、それも手刻みや木組み、木を見る技といった職人の技を活かして無垢材本来のよさにあやかりながらの家づくりを行うことが必要なのではないでしょうか。そのことが、林産地で働く人々の生活を支え、伝統的な工法など地域の多様な技術や文化の継承にもつながっていきます。 天然住宅はまさしく、人や環境、地域や伝統をつなぐ住宅でもあるのです。



外装から、床材までこだわりがつまったエコヴィレッジ横浜港南

 



家庭菜園つき


家庭菜園